36歳男サッカーコーチ思ったより拘束時間が長かった
36歳男性今は、運送業とネットでフリーランスとして仕事をしています。
13年前くらいに就職していた広告代理店をやめて何をしようか迷っていた時、2006年9月くらいにタウンワークでサッカーのコーチを募集している記事を見ました。
学生時代からサッカーをしてきたのでできるかなと思い、応募しました。
埼玉県朝霞市のチームで指導の2時間で5000円でした。
毎週木曜日2時間限定の仕事だったため、1か月2万でしたが、その時は拘束時間も少なくて5000円はすごいなと思いました。
ですが、練習をする前のサッカーゴールの組み立てや練習前の子供たちの管理など実際は4時間くらいの拘束時間でした。
私は、そこからやめないでほかの練習日のコーチや試合の帯同などをして契約社員になり月給18万円くらいになりました。
小学生のチームだったため平日は17時から21時まで練習、土日は試合という形で1か月18万円の給料でした。
土日は大体1日中でしたが平日5時間拘束時間で18万円は自分にとってはサッカーが好きだったということもあり良かったと思います。
後悔していることは、契約社員だったため、保険の加入等がなかったこと、社会人のマナー等など身に着けられなかったことくらいです。
正直あまり後悔はしていません。
埼玉県は、サッカーが盛んなこともあり私のようなサッカークラブのコーチとして生活されている方が何人もいます。
もちろん、それだけではなく他の仕事と両立してコーチをしている方が大半ですが、それでも私のクラブは生徒数200人を超えるクラブだったこともありこの金額で契約してもらっていたのだと改めて思いました。
見ている人にアドバイスすることがあるとしたら、好きなことで生きていくことは可能だと思います。
また、それを仕事にしようとしたら、自分の経験上ですが、その仕事が盛んな地域に少しでも近い方が仕事にしやすいと思います。
そして、その仕事が転職雑誌等掲載されるかはタイミング次第なので、自分で起業してやっていくのも一つの手だと思います。
34歳女自分の時間を失い過ぎました
大学生だった時、ボランティアサークルに所属していて、ボランティアで障がい者の介護をしていました。
しかし、段々と事業者さんや利用者さんとの信頼関係が深まっていくうちに、ぜひ有償でヘルパーをしてほしいと言われました。
簡単な講座を受ければお金をもらえるようになる、ということで、講座を受けて簡単な資格を得て、ヘルパーのバイトをすることになりました。
介護の内容は相手によって異なりました。
例えば知的障がい者の人がお出かけするのに付き添ったり、身体障がい者の洗濯や料理といった身の回りのお世話をしたり、お風呂に入る代わりに体を拭いてあげたり、といったことをしていました。
家からデイケアセンターまでの朝夕の送り迎えなどもありました。
時には、一緒に映画を観たりカラオケに行ったりすることもあり、こちらも楽しみながらお金をもらうことができました。
もちろん、映画の趣味は相手に合わせなければいけませんでしたが。
朝夕の送迎などは1時間程度で終わってしまうので、それほど稼ぐことはできないのですが、買い物などのお出かけへの付き添いは数時間になるので、割とまとまったお金になりました。
特に、泊りでの介護だと時給もアップし、拘束時間も長くなるので一泊で1万円程もらうことができました。
これも大変さは人によりけりで、一晩中なんども寝返りの手伝いをしなければならない場合もあれば、一度寝てしまえば朝までぐっすり眠る方もいて、後者の場合はこちらも寝ながら時給が発生するのでとても好条件だったと思います。
私と同様に大学生バイトとして介護をしていた仲間の中には、親の扶養の金額以上の稼ぎになってしまった人もいたほどです。
ヘルパー不足のこのご時世なので、学生でもとても重宝されました。
ただ、必要とされるとなかなか断れない性格もあり、徐々に介護で拘束される時間が増えていってしまいました。
ヘルパーを探す方も、見つからなければ生活に支障が出るため必死なので、それを断るのは、難しいことでした。
結局、自分の時間がほとんどなくなり、ストレスをためんでしまったため、3年生の時にきっぱりと介護の世界から離れることを決断しました。
30歳女安易な考えで始めたスカウト
私は都内在住、既婚30歳女、現職は不動産の営業をしております。
12~13年前、当時16~17歳の高校生だった頃私たちの時代ではキャッチ・スカウトが流行っていました。
18歳にならないと水商売で働けないからです。
街でキャバクラ、ホスト、AVのスカウトをしたりインターネットの掲示板などで募集をしたりしていました。
学校が終わると、新宿、渋谷、池袋に繰り出しては声をかけ心が折れることもありましたし、なにより知らない人に声をかけるということが苦手でした。
ただやればやった分だけお給料がもらえるという言葉だけを信じ半年ほど続けてました。
簡単なのはキャバクラへのスカウトが多く、派手な子を狙うだけではなく地味でも顔が整った子や化粧で化けそうな子を狙い声をかけ、店まで誘導していました。
その日は体験入店になるのですが、その子達が仕事内容やお店を気に入って本入をしてくれたら、売り上げの20%が私の手取りになる計算でした。
ただ、なかなか本入までは至らず私の給料は0円。
稼働日数2週間弱、お店に連れて行った女の子10人程。
これは割合わない!と思い、AVスカウトの方に力を入れることにしました。
もちろん街中での声かけに乗ってくれる子はいるはずもなく…あらゆる掲示板で募集をしたのです。
そこで1人食いついてくれた子がいました。
その子は群馬の田舎の方に住んでる子で事務所が代々木にあったのですが、代々木までの交通費がないくらいお金がない感じでした。
なので私が群馬まで迎えに行くことに。
前もって写メはもらっていたものの、実物はびっくりするぐらい小柄で童顔の幼い印象を受けました。
でも身分証も持っているし18歳だし大丈夫かと事務所へ。
私も事務所に行くのは初めてだったので緊張しており、彼女は決心した表情だったと思います。
報酬としては、無名なので企画モノにしか出れず、1~3万程。
看板をはれるような売れっ子女優だと数十万~数百万になると説明を受け、その日は親バレなどを防ぐためのヘアメイクをし宣材写真を撮るだけだったのですが、待ってる間に私は急な罪悪感が出てきました。
体を張っても、そのくらいにしかならないのかという疑問と同時にそれでもこの仕事をしたいという彼女の姿。
どんな事情があって掲示板で私の投稿を見てついてきてくれたのか。
自分のお金のためにこんなことしていいのか。
結局このスカウトにつぎ込んだ時間、普通にバイトしてればそれなりに稼げただろうし、誰も傷つけないし、罪悪感など感じることもなかったのにと。
その日で闇を知ってしまった気がしてそのバイトは辞めました。
後日、事務所の社長が逮捕されました。
知らずに15歳の子のビデオを出してしまったそうです。
その15歳の子は18歳のお姉ちゃんの身分証を出し仕事を引き受けたみたいです。